今日もシダトレンで舌が腫れた人がお越しになりました。舌下免疫療法は昔は減感作療法や脱感作療法と言われていました。スギ花粉症の舌下免疫療法のお薬シダトレンは12月中に開始しないと次回は6月導入となります。つまり、シダトレンは年末に導入できなかった方は6月1日以降の導入になります。第3回総合アレルギー講習会のテキストによるとスギ花粉の舌下免疫療法はシダトレン以外にもPHASE2の製薬メーカーがあります。今年も少なからぬ方に導入しましたがまた赤穂や加古川から発売当初から14日ごとにお越しの方が去って行かれました。代わりにお若い方がスギ花粉の舌下免疫療法に挑んでおられます。私のように最初は東京まで行って講習を受けていたのが今やインターネットで講習を受けたらよい時代になっています。患者さんが若くなるとシダトレンで口がかゆいという患者さんがパラパラおられる。ダニの舌下免疫療法では初回の医師の前での舌下投与から口がかゆくなる確率が66パーセントです。しかしながらダニのアレルゲン免疫療法の副反応が多いのにはびっくりします。それにもかかわらずスギの舌下免疫療法の後1カ月したらダニを進めるフシがある。確かに3年+3年は6年です。海外では5しゅるいのMIXのアレルゲンを一度に投与しているところもあるようです。何事も慎重が良いと思います。