日本漢方は腹診つまりおなかを触る。腹診が目の病気を反映するとは考え難い。日本広しといえども眼科の漢方薬のお話特に日本漢方ではない話を聞かせてくださる方は大変少ない。昔は臨床眼科学会で東洋医学のセッションがあり休診にしていったものです。今はアンチエイジングにとってかわられ会場の外で東洋医学は行われている.エビデンス不足が原因です。しかし、目に効くとうたう漢方薬があるのも事実です。眼科の漢方薬といって特別なものがあるわけではない。効果がアレルギー領域のように見える場合もあるがなかなか網膜硝子体へお薬は入らないようにできています。つまり硝子体に抗VEGF抗体を注射すれば眼内の炎症は収まる。しかし値段が高い。またいつ終わるかわからない治療です。また予防接種のワクチン同様一人分で二人取れる製剤もあるようです。高いお薬が問題になっています。効果は非常に高いただ一部の方が保険の財源に大きく影響を与える。安い薬から高価な薬まですべて保険で面倒見るのは日本だけです。今日から名古屋で日本東洋医学会です、漢方薬の保険外しの問題は消えては浮上する怖い問題です。生薬の値段が上がり中国の人件費が上がり原価率があっているのにあくかは下がる。東洋医学会総会の本草の広告がユニークです、一度ご覧ください。今回は眼科のシンポジウムがある。珍しい。