GA2LENに参加して蕁麻疹の患者さん以外と漢方薬が効いていることに気づきました。GA2LENで分かったのは慢性じんましんは日本では4週間ですが欧州のガイドラインでは6週間を超えると慢性じんましんとなります。一年で90パーセント以上治るが10パーセント弱の方は治らない。ゾレアは気管支ぜんそくのお薬ですが3月に抗ヒスタミン薬が聞かない難治性の慢性じんましんにも使えるようになりました。日本は国民皆保険で使うかどうかは保険の適応かどうかですが欧州では民間の保険会社です。日本は2倍が抗ヒスタミン薬の上限です、デザレックスやビラノアそしてじんましんの適応はないがデイレグラには適宜増減の文言すら入っておらず2倍を使うことは日本では不可能です。欧州では抗ヒスタミン薬は4倍まで保険会社の許可を得れば使用できます。それでだめならそして民間の保険会社の許可があればゾレアが使用できます。日本は国民皆保険のため多くの患者さんを診療すれば利益が出る。消費税20パーセントの国は医療費ただもありうる、しかし風邪薬やシップはドラッグストアで購入するようです。今日総合感冒薬、酎ハイ、抗生剤いろいろな薬で発疹が出ると患者さんがお越しになりました。私のような開業医ではらちが上がらないので市外の有名な先生にご紹介いたしました。たかがじんましんされどじんましん。