記事一覧

難治性じんましんにゾレア

難治性じんましんにゾレアをと思い攪拌機を持ってきていただきました、難治性じんましんのゾレアについて患者さんから診察時に質問されても今の治療に満足ですといわれています、東京国際フォーラムでのアレルギー学会は今年はいけなかったが日曜日のランチョンセミナーがNOVA社のホームページでONDEMAND放送されています。もう10回ぐらい見て大体わかりました。来年の皮膚科学会の会長の秀道弘のお話です、非鎮静性抗アレルギー薬を日本では最大2倍量に増量、ビラノアやデザレックスでは2剤併用でもだめな時欧州では民間の生命保険会社の判断で非鎮静性抗アレルギー薬を4倍量使ってもだめな時にゾレアが使えます。慢性じんましんは5年経過しても88パーセントしか薬が不要な状態になっていない様です。血液中のIgEの値はぜんそくと異なりじんましんでは関係ないそうです。機械刺激のじんましんでは第2世代非沈静性抗アレルギー薬は無効例が多く原因の除去が有効だそうです。ところで国民皆保険がこのような高額な薬とくに生物製剤が続くと崩壊すると考えている医師が多いようです、さらには子供医療の無料化、田中角栄が高齢者の医療費を無料化したが結局介護保険を含め3割負担の時代に向かっている、3割を上限にするというのは今の話そのうち漢方薬ビタミン剤湿布は保険はずしにあうかもしれない。じんましんに漢方薬は安くて非常に有効です、しかしエビデンスレベルが低い、これは診断能力の問題と思います、勉強すればじんましんも漢方薬で十分効く。