働き方改革なのか?年俸1700万円の医師に残業代が必要か?最高裁が判断した。高裁差し戻しです。つまり残業代と固定の賃金の区別をしなさいということらしい。ホワイトカラーエグゼプションは導入されていない、1700万円は世間のサラリーマンからするとあるいは世間の医師からすると高額だからこれですべてというのが医療機関の主張です。医療機関としては医師や薬剤師・管理栄養士・看護師がいなくては、入院基本料が算定できない。だからボンと1700万円を提示しものと思われる。しかし、これは労働基準法37条違反に該当する可能性があるという判断です。37条はサービス残業の根拠となる法律です。今医師の給与は年俸になっている。特に医局派遣が減り民間の派遣業紹介業が高額な手数料を稼いでいる。勤務医も薬剤師も派遣業から情報を得てよりよい条件のところで働こうとする。患者さんが診察室で診察中ガムをかむのは当たり前、子供は椅子をくるくる回す、医師のほうが敬語や丁寧語を使い、患者さんは友達のように話す時代です、たくさん患者さんを見る医師は患者さんの顔が一万円札に見えているからますますこの傾向は進む、誰も注意しない。