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東洋医学と西洋医学

兵庫医大の一級下の女医先生のうつ病の講演を西洋医学のメーカーと東洋医学つまり漢方薬メーカーで中一日で加古川と神戸で聞きました。かなり良く講演をなさっているようでスライドの内容は頭に入っているようです。ある意味話の速度が速い、しかし質問の時間を残しきっちりと終わる。わたしにはまねができない、私は講演会直前までスライドを作っている。あれも話したいこれも話したい。西洋薬メーカーがスポンサーの時は一切漢方薬のお話はなかった。では漢方薬メーカーがスポンサーになると漢方薬を使ってうまくいった症例を提示されるぐらいで具体的な漢方薬の使い方についてはほとんど触れません。そして究極の違いはパワーポイントのスライドを漢方薬メーカーでは惜しげなく配布されました。加古川では必死でノートをとりましたが神戸では復習も電車の中で楽勝でした。講演の依頼を受けたらこうでなくてはいけないのでしょう。いきなり3回シリーズで講演を受けられすごいなあと思います。私など60分から90分でといわれたら90分お話してしまいました。明日は関西系統中医学講座です。今月は5回も日曜日がありますが4回コタロー漢方製薬の講演会です。