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アレルギーのコンポネント診断

血液検査で食物アレルギーを診断するのはかなり難しい。特に今までのように除去食が優先された場合は難しい。ただし経口免疫療法も偶然に偶然が重なり死亡事故が起きたので慎重になる。車の後部座席に乗車していた、エピペンを保護者が持参していなかった。偶然が重なったようです。確かにいつもエピペンを使うという気持ちを持つことは難しい。アレルゲンコンポネントとは粗抗原を構成するタンパク質のうちアレルゲンを構成するタンパク分子のことだそうです。アレルギーのコンポネント診断をご存知ですか。口腔アレルギー症候群がすごく増えている今コンポネント診断が普及すると素晴らしい。しかしまだコンポネント診断できる項目が少ない、保険適応が増えることを祈ります。ピーナッツのArah2,大豆のGlym4,鶏卵のオボムコイド、牛乳のカゼイン、小麦のオメガ5グリアジンがある。早くにアトピー性皮膚炎と診断され重傷でステロイド外用を使用される児にはピーナッツ、鶏卵アレルギーが多いとされている。先週来られた大人の小麦アレルギーの方ω5グリアジンやいろいろ陽性でした。血液中の大豆の特異的IgE抗体がクラス6でも陽性かクリル60パーセント。