ゾレアの私の疑問に対してMRさんがブログを見て早速対応してくださいました。結論は作用機序は良くわからないということです。相模原臨床アレルギーセミナーの最後の話でOITの前投薬でゾレアを用いて海外では良好な結果を得たとのお話を演者から聞きました。ただ日本では保険適応外で高額なので無理なお話のようです。今日届いた第52回日本アレルギー学会の専門医教育セミナーのテキストに先日BAYERのWEBのONDEMANDで繰り返し公演を拝聴したひらぐん先生がテキストに難治性じんましんの治療戦略というタイトルでテキストを書いておられる。その中でオマリズマブがIgE抗体が関与しない蕁麻疹の治療にオマリズマブがなぜ効くのはわかっていないと記載されています。しかしながらメタアナリシスでPLACEBOと優位さがあることも事実と記載されています。なるほどゾレアにはIgE抗体には関係ない作用があるということですね。