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味覚異常症の治療

亜鉛が欠乏して味覚異常が発症する。味覚外来では亜鉛鉄銅を採決して調べるそうです。低亜鉛血症の薬ノベルジンを処方しても症状改善にはタイムラグがある。漢方薬は大学病院の医師の話では風邪の後は小柴胡湯、老人なら八味地黄丸、更年期なら加味逍遥散、気血両虚なら十全大補湯など使うらしい。それで当たればよいがそう簡単ではないと思う。あとはリフレックスもよいそうです。私は最近ひと月で体重が10キロ増えた患者さんを経験したのでリフレックスは?ロフラゼプ酸エチルつまりメイラックスも味覚異常に使うことがあるそうです。筋しかん作用、鎮静作用、催眠作用、意識水準低下などの作用が少ないのに不安をとるのに特に有効とのことでした。D2受容体に働くスルピリドも使うそうです。更年期にはうつ病が多い。精神科の薬か漢方薬かと言われたらほとんどの患者さんが漢方薬で治療したいということ間違いなしです。薬の副作用や歯科治療の後遺症で少ないながら味覚異常症になるそうです。日本は国民皆保険で医療費が安いのに慣れているからこのようなことも起こるのでしょう。