先ほど姫路城の前を仕事からの帰りに通ると青い姫路城が見えました。青いというか暗い感じがします。世界糖尿病デイに伴うライトアップです。メトフォルミンは一錠250mgが10円もしない非常に安い糖尿病薬です。後発医薬品も同じ薬価という不思議なお薬です。その安いメトフォルミンの講演会が非常に多い。日本では国民皆保険というのが徹底しています。高価なDPP4阻害薬が多用されていますがメトフォルミンを使いこなす専門医が増えているそうです。おおくの講演会で演者はHbA1cが6台でアマリール1mgが投与されている方は低血糖が起きている可能性が高いことがCGMで分かっているそうです。あくまでHbA1cは平均値です。糖尿病では以前は血管合併症が注目されていました。今日は世界糖尿病デイのため姫路城が青くなっていました。SU剤を用いてHbA1Cが下がり喜ぶよりも7パーセント未満の低血糖の多さに驚愕しているのが糖尿病についてご講演いただく多くの専門医の先生方です。一施設2人いないとCGMは保険適応にならないのがみそです。低血糖が3週間内とアドレナリン反応が回復するそうです。低血糖のリスクは多いがSU剤の使用、無自覚性低血糖、認知症、腎機能低下などいろいろあるというのが一般的なお話です。