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ヒノキ科の花粉症

今年もヒノキ科の花粉症の季節がやってきました。スギ科には舌下免疫療法がある。花が詰まる、のどの違和感。これに対して💊は杉と同じという方も多いと思います。因人制宜とは中医学の言葉で人によって薬を変えることです。因地制宜は湿気の多い日本と砂漠の違いです。最後に因時制宜は3月のスギ花粉症と4月のヒノキ花粉では漢方薬を変えることです。患者さんは馬鹿の一つ覚えのように出来だけたくさんというが無視。漢方診療は西洋医学とは異なる。暖かくなってくると温める生薬ではなく冷やす生薬の使い方が重要です。しかし昨日はまいりました、コタローの葛根湯辛夷川穹が診療中なくなってしまい仕方がないからクラシエの葛根湯川穹辛夷の錠剤を処方した。絶対に錠剤よりエキス顆粒やエキス細粒のほうがきく。またコタロー製品は漢方エキス製剤の老舗、PIONEERなので香りがよい。残念でした。しかし薬価改定の前の日にここまでもお止めるのは無理なお話です。明日からは新しい薬価で診療です、シダトレンの薬価が上がります。