労働基準法では私のような小さな医療機関は週44時間一日8時間までは残業にはならない。ところが大病院に労働基準監督署が履いてまくっているそうです。研究も労働時間と言っているらしい。カンファレンスも強制すれば労働時間。私の時代は自己研鑽というので通ったのが医師にもタイムカードが大病院ではあるそうです。今年の春医師免許を取得した人が麻薬施術者の診断書を求めてお越しになった、いろいろ話しているとブラック病院かもしれないと勤務予定の病院のことをお話しくださった。これでは救急医療が崩壊する。医師は当直、看護師は夜勤というのが従来の考えでした。厚生労働省といっても労働省が厚生省の上を行く。警察のような調査権を有しているのが労働省です。医学部人気は以上です、その上9時から5時まで働く医師ばかりになれば困るのは患者さん。それでなくても大学病院に医師がいなくなっている。民間病院は残業代を医師に払っていたらみんなつぶれる。医師の当直が事実上時間外労働であるのは間違いない。コンビニの店員さんと似たような給与で到着という名の時間外労働をするのが当直です。患者さんがたらいまわしになって事件が起こらないと大病院に労働基準監督署が入り続ける。