さわやかな秋になってきた。体は楽だが目は悲鳴を上げる。目がかゆい人も増えている、朝夕の冷え込みなくして紅葉はない。ドライアイの治療は患者さんの自覚症状改善が目的です。しかし医師と患者で満足度が異なるそうですね。それはなぜかというと検査所見の解釈、現在の検査の限界、眼表面の感覚の関係などが考えらrているそうです。ドライアイの自覚症状は目の疲れ乾燥そして不快感が考えられている。ドライアイの点眼液で患者さんから人気なのはヒアルロン酸しかし作用機序を考えるとジクアス点眼液やムコスタ点眼液が理にかなっている。ドライアイには6割以上ヒアルロン酸が使われている。その結果点眼直後は良いがすぐに症状が戻る気がするという話になる。もっと目が潤いたいという人がたくさんおられるそうです。そのためにはデイスプレイを見る時間を減らすのが一番と認識します。しかしそれができないから眼科にお越しになる人が多い。安全性の問題からヒアルロン酸100パーセント点眼液は発売されません。ドライアイの診断基準が変わりましたがヒアルロン酸が多く使われるのには高い点眼液が使いにくい時代の背景が大きいと思います。少ない原料を水に溶かしてできるのが点眼液です。