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エイベリス点眼液

緑内障の新しい作用機序の薬エイイベリス点眼液について勉強しました。参天製薬から登場したエイベリス点眼液はエイはアイ、べリスは美しい。MSDのベルソムラが美しい睡眠から命名されたのとどこか似ている。世界初の選択的EP2受容体作動薬です。ブドウ膜強膜経路繊維柱帯流出路の両方を介した房水流出を促進し眼圧を下降させます。ラタノプロスト登場、上陸から20年ラタノプロスト点眼液と同等の効果がみられる薬が20年ぶりに登場したとのことでした。禁忌は無水晶体眼、眼内レンズ挿入眼に禁忌なのはCMEが起こった14例ですべて偽水晶体眼あるいは無水晶体眼であったからだそうです。さらにはタプロス使用中の方、白内障術後の方にはアメリカで虹彩炎が起きたとのことです。チモロールとは相性が良いそうです。タプロス以外のプロスタグランジン関連薬については実験していないから併用についてはわからないとのお話でした、しかし緑内障患者さんの4割が点眼していないというのはわかる気がします。糖尿病などメタボと同じである日突然不幸はやってくる、気が付いたら遅かった。70歳で10人に一人の緑内障侮ることなかれ。えいべリス点眼液は軽い充血があります、そしたらこずめていっくな面から嫌がる患者んが非常に多い。私は言いやすいから特に目が赤いから嫌といわれる、言わないで黙って立ち去る方も多いと思う。点眼薬を処方して5~6回、あるいは2から3カ月でお越しにならない人が全国的には6割といわれています。副作用がない薬はありません、副作用で角膜肥厚というのもおっしゃってました、