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当帰・麻黄・紅蔘・附子そして地黄

正月お酒飲む人にひったりなのが黄連解毒湯。お酒の熱を熱による毒をとる薬です。アルコールの中でも薄いもの例えばビールのようにあるコ-ル度数が低いものは水毒になる。水毒は日本漢方の用語です。これには五苓散。アルコールの貮性そしておつまみやあての貳性により湿熱が生じたら一貫堂医学の世界になる。補うことはせず活血化瘀したり理気したりして気血津液を巡らせる。酒さで黄連解毒湯が処方されていた。当帰が合わない麻黄も会わない。この寒いのに附子や紅蔘まつもあわないないとおっしゃった。麻黄は戦車のように扇形に重厚に気を動かすつまり津液おも動かしてしまう。桂枝も麻黄も温経通用する。脾胃に負担を大きくかける。当帰は補血というより活血の生薬です。ないものを無理やり喀血して動かすと脾胃に負担が大きくかかる。気虚の時脾胃に大きく負担がかかるのは脾胃です。四物湯の構成生薬に地黄がある。これも重い生薬です。今日で年内最後の診察です。今年も五年間で100単位必要な眼科専門医の単位は35単位。それに比べて休日夜間急病センターの日直で参加できなかったアレルギー学会は別として総合アレルギー講習会や相模原臨床アレルギーセミナーでいろいろ研鑽出来た。漢方の勉強は毎月大阪にいき関西系統中医学講座を受講し東京までZtoAも時に受講しました。お昼休みが忙しすぎたので訪問診療をやめ産業医も一社やめることにしました。