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しもやけの漢方

しもやけができるから漢方薬を飲んで体質を変えたい。しもやけと冷え性はどう違うんだろう。冷え性と冷え症という言葉を使い分ける。難しい。日本人の冷え性は熱の偏在が多い。つまり上熱下寒の人が多い。本当の冷え性なら温めたら終わり、そうはいかない方が多い。熱を運ぶ仕組みの異常が多い、熱の産生は正常でも運び手は少ない場合冷えが生じる、この場合全くや表層に冷えが生じる。さらには熱を運ぶ流れを阻害する存在が問題です。湿やお血など行く手を遮るものの存在がある。気血の流れを遮るから熱を運べない。腎は熱の源ですが下半身の熱源、肝は表や末端に気を巡らせる、脾は筋肉を食べて後天的に作る。難しい。西洋医学では相手にされないのが冷え症です。したがってしもやけができても冷えるんですと訴えてもユベラで循環改善を図るくらい。しもやけの漢方治療は難しい。附子で先天の陽気を補っても補いきれない。そもそも生まれつきの陽を温めることは不可能とする考えもある。ほしたショウガつまり環境で後天の陽気を補うのも一つ。生のショウガは胃薬です。温めるにはほしたショウガが良いとされている。