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湿邪

日本の周りは海。つまり湿気が多い。刺身を日本人は好む、これも湿。その湿気が悪さをするのが湿邪なのです。風邪をくっつくことが多いのも特徴です。湿邪にはどのような特徴があるか。重濁、気機を阻害する、粘滞、下部を犯す、寒化・熱化しやすい、長引きやすい、陰邪である。以上哲学的にのべる湿邪です。水にも良い水悪い水がある。悪い水の一部が湿邪。その他に飲邪、痰邪がある。今の時期の日本は梅雨前線の停滞に伴い湿邪がいっぱい。要約夏めいてまいりました。夏の気候特に7月から8月の気候が来年のスギ花粉の飛散に大きな影響を及ぼすとされている。今日もスギ花粉症の舌下免疫療法のお薬シダトレンをお二人に導入した。花粉症は風湿の邪が体に侵入すると考えている。花粉症の体質改善は舌下免疫療法である。5年間で数百人に舌下免疫療法を行ってきたが今も続くのは100人いるかいないと思う。特にダニアレルギーによるアレルギー性鼻炎は夏にひどくなるが私はこんなもんやと困った様子がない方が多い。今年は蒸し暑い、湿邪が多い、風邪はいろいろな邪と結びつき病気の原因となる、湿は熱や寒と結びつく。風邪は百病の長といわれます。風が吹いて飛ぶのが花粉です。夏の間に来年の春に飛散するスギ花粉に備えるのは素晴らしいことです。最近は舌下免疫療法のお薬の処方箋もあちこち飛んでいく、調剤薬局からの疑義紹介があちこちからくる。夏休みだからスターバックスもサンマルクカフェもよく混んでいる