とても良い天気が続き今週木曜日には桜が咲く東京です。前日夜中央線が停電のため止まっていました。飯田橋は地下鉄が動いていたら何とかなるさあ。東京飯田橋で行われたエキス漢方ZtoAに参加してきました。柴胡の話がテーマでした。柴胡は日本で多く用いられる生薬です。柴胡桂枝湯と柴胡桂枝乾姜湯は乾姜以外生薬が同じ方剤ではないかと思わせるネーミングです。しかし中焦から下焦を温める環境が入っていることをはじめ全く別の方剤です。柴胡桂枝乾姜湯には瓜呂根が入っている、瓜呂根は生津作用、瓜呂仁は潤肺。瓜呂仁は柴胡剤の柴陥湯に入っている。瓜呂根は肝鬱化熱の熱をさばくために配合されている。そして加味逍遥散と比較されることがあるように安心作用の牡蛎が入っている。牡蛎は肝と心の熱をさばく。桂皮は引火起源そして通経通絡を期待している。乾姜は脾揚を膨らませる。つまり中焦を温める。なんかよくわからない。前回聞いたときはわかった気がしたのにねえ。柴胡がたくさん入っているから柴胡桂枝乾姜湯は優しい薬でないことは確か。仙頭正四郎先生を追いかけ先週は浜松市、今週は飯田橋来週はどこに行こう。