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漢方診療における問診

漢方診療で患者さんがおっしゃった一言でよい処方が見つかることもある、口訣がはまることがある。しかし、昔丁寧に話を聞いていた時と今を比べるとどちらが打率が高いかというと今です。つまり精神科ではない漢方診療は一生懸命長時間待ち時間を要する診療をしても同じということです。勉強している患者さんの一言に耳を傾けると大変参考になることもある、一方インターネットで学んだとおりのことをおっしゃる方もいる。この漢方薬飲んでみたいといわれたら仕方がない脈が違う、舌が違うといっても菅さんがおっしゃることを信じるしかない。一方漢方診療を行う上で大切なのは生薬の勉強そして二味三味の配合を学ぶことだと思います。この辺りは暗記しかない繰り返し繰り返し勉強することが大切だと思っています。手帳見ながら処方する漢方なんてあてものであり医療ではない。打率向上を目指して今週日曜日はパレードでにぎわう東京に行く。