多焦点眼内レンズがどうなるか、10月に続く2020の4月の診療報酬改定での多焦点眼内レンズは保険会社や生活世弟名乗る政党を交えて大きな議論である。多焦点眼内レンズは世界でも類を見ない薬価収載され保険で賄われるか?日本医師会が認めない混合診療になるか?このまま高度先進医療に属するのか?お金持ちが自由診療で入れるレンズになるのか。眼科の診療報酬は白内障手術を中心に回っている。わたくしのような手術をしない医師はどんどん収入が減っている。多焦点眼内レンズは高度先進医療の保険にはいていたら無料で入る。各種団体の圧力でどうなるのかわからない状況にある多焦点眼内レンズを入れる白内障の手術。二つのコンセプトを一つの手術で解決しようというのが難しい。老眼と白内障。この二つを同時に手術する、一度の手術でみんなが良くなるなら良いことしかし起こっている人もいる。私は手術をできるだけ自分自身でしたくない。喜ぶ人も怒る人もいる。近くか遠くか見えればよい、どっちか見えればよい、医師という職業柄近くが見えたらよい。ペーパードライバーなので近くが見えたらよい、できれば乱視が消えたらよいなど自分自身が白内障の手術を受けたらどうなるか考える。保険適応で遠くと中距離が見える参天製薬のレンティスコンフォートの評判が良い。私が今受けるならこれかなと思う。今後どんどん医療が進化する、私たち医師は自家診療できないので医師国保はほとんど掛け捨て保険である。遠近両用の眼内レンズは昔まぶしいと初期にきいた。そして初期に遠近を入れた人の話ではどうなんだろうとご相談にお越しの方はみんな喜んでいない。高いお金を年金生活になってから使って喜ばれない人がいるのは心苦しい。だれが世ロコないかわからないのが現状である。瀬戸内コロシアム楽しかった。