保湿剤ではなくヒルドイド。ヒルドイドとご指名いただくと自費なら出せますということになる。最近健康保険組合つまり保険者からの指摘により返戻しますというのが民法の時効を意識してかずっと前のものが返戻される。患者さんからヒルドイド出せますかと聞かれたら主治医が処方するものですとお答えしていたらとうとうヒルドイド適正使用ガイドラインなるものが2019年9月に出たようだ。保湿剤といわれたらまだしもヘパリンではなくヒルドイドといわれると出せませんとなる。さらに複数処方すると健康保険の2次審査で査定されるとも聞く。健康保険の審査の医師がとおしてくださっても保険者からの申し立てによりといわれるとどうしようもない。眼科でも眼科医会の本部見解よりも健康保険組合の申し立てが強い。つまり自己負担金を除いた部分を払うのは保険者だということです。ノバルテイスの高額な抗がん剤から保湿薬や抗アレルギー薬まで皆保険で賄われる。学校でのけがだからスポーツ振興の保険を使うから3割払って4割返ってくると説明するとお金持っていないから帰るという人まで皆保険慣れあるいは子供医療無料でインフルエンザの予防接種まで無料と思っている人まで色々ある。皆保険はこのままでははたんする。