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重校薬徴の生薬解説

重校薬徴は尾台よう堂の著書だそうです。重校薬徴は53種類の生薬について記載があるそうです。谷口書店から発売されている織部和宏先生の重校薬徴の生薬解説は流石織部和宏先生という内容です。重校薬徴の生薬解説は大分臨床漢方懇話会の講演原稿を元に作られているそうです。たとえばツムラの地黄、八味丸のみ熟地黄、他は乾地黄。など現実に日本のメーカーの事情を解説してある。織部和宏先生は兵庫や岡山でしばしば講演されている。何度聞いたかわからないほど御講演を聞いた、今年は春には博多まで講演を聞くために行った。大分では医師会の要職も務められてすごい。織部先生のすごいところは日本漢方で古典の条文を暗唱しておられること、せんじ薬を処方され生薬に大変造詣が深いところが博多まで講演を聞きに行きたくなるゆえんです。以前は板書されていたが今はパワーポイントのソフトを用いた講演です。各エキスメーカーを比べてあるところがとても素晴らしい。