日本の薬価はアメリカよりも高い、世界一高い。オプジーボなど英国の5倍の薬価。日本の薬価は不透明で新薬が出れば14.7パーセントの利益が保証されている。こんな利益を保証する製品は医薬品ばかり。谷はこうした利益保証の成否は存在しない。これは世界で最初に日本でオプジーボが上市されたためだそうです、日本のトップ5社の内部留保は5兆円、一方、このままでは新薬ができなくなります助けてくださいというお話を聞きます。一方日以降のセフトリアキソンが入手困難になった。最低薬価は存在するが漢方薬など中国の物価人件費の高騰、富裕層の爆買いで生薬はほとんど逆ザヤ保険でできることが制限されてきている。せんじ薬や刻み生薬をさらには生薬末を保険で出すのは困難になっている。抗アレルギー薬、ビタミン、保湿剤、漢方薬は保険適応除外薬価削除の危機にある。BMTがうまくいかなかったときのALLの薬はアメリカで5000万円、日本では3400万円とか。これは保険がないアメリカでまず発売されたからこのようになった。N社が糖尿病領域から撤退するのではとの憶測がある。生物製剤なら特許切れがない、バイオシミラーしか出ない。武田薬品工業はシャイアーを使ってジェネリックがないワクチンの世界企業への道を模索するようだ、トップが日本人ではないのでこのような考えになっている。低分子では日本は配合剤が盛んに発売されている。溝がジェネリック推進を阻んでいるらしい。医薬品業は日本では貴重な製造業である。敷地内の医薬分業は診療報酬改定で減算になる。生活保護受給者をはじめとする医療費負担が安い人もジェネリック医薬品推進に協力しないと皆保険はなくなる。また法人税率が日本は半額になった、国際競争のためだ、70歳で2000万の貯蓄を要求するなら法人税率を上げるのも一つ。日本の製薬大手20社の内部流はどんどん増えて雇用促進には向かっていない。このままでは研究所の研究者はシンガポールなど海外へ流出してしまう。