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大野修嗣先生のお話

WEB講演会で今日は日本東洋医学会副会長の大野修嗣先生の講演会でした。20年ぐらい前、神戸の三ノ宮で大野修嗣先生のお話を拝聴したことがあった。大野先生に転居のアトピー性皮膚炎の方を複数名紹介していただいたことがある。今も一名お越しです。大野修司先生は熱中症のお話から入りました。気鬱はうつ病ではないただし不安感が重なる。気の作用は精神活動を活発化させ不眠、焦燥感、四肢末梢が冷えるそして冷えのぼせになる。これを気逆といいます。まず黄連解毒湯や三黄瀉心湯を使う。三黄瀉心湯のほうが古い薬。調胃承気湯は胃が痞えている時に使う。暑いのに汗がかけない熱がこもる無汗に柴葛解肌湯がよい。地図状舌・胖大舌は気虚、眼勢無力は目がギラギラしていた三島由紀夫は気虚に縁もゆかりもなかった。補中益気湯で不眠があれば帰脾湯、ほてりがあったら加味帰脾湯はオレキシン分泌を高めるそうです。エーザイのデイビゴにも期待したい。脾虚が少ない時は十全大補湯がよい。脾虚に十全大補湯を使うと胃があれる。血虚や不眠で脾虚もあれば人参養栄湯がよいそうです。わたくし思うに人参養栄湯は地黄が入らないからだろう。冷房病には五積散がよい、もともと胃薬だから胃腸虚弱にもよい。最後はご無礼いたしましたで終了しました。夜一緒に自社のWEBを見ようといってくださるMRさんも現れた、世の中動き出した。ツムラのWEB次回は川崎医科大学の真部先生です。子供はWEB授業だけでバンバン試験を受けているようだ。実習も受けているようだ、流石今どきの医学部です。