記事一覧

アトピー性皮膚炎のプロアクテイブ療法

アトピー性皮膚炎のプロアクテイブ療法をご存知ですか?今までのアトピー性皮膚炎の治療をリアクテイブ療法といいます。アトピー性皮膚炎が悪くなったらステロイド外用薬やプロトピック軟膏を用いるやり方です。アトピー性ドライスキンは一見正常な皮膚でも炎症細胞がいる。アトピー性皮膚炎の炎症の指標で一番確かなものはTARCです。最近わたくしのクリニックにもRISTつまりIgEが220、HD、ダニは陰性TARCのみ高値の方のアトピー性皮膚炎の患者さんが最近来られた。大阪まで治療に行かれていたそうだ。しかし患者さんは自分の状態を全く分かっていない。もっと説明してほしい。そんな患者さんこそプロアクテイブ療法をうけるべきだ。だから寛解してもステロイド外用薬を塗り続けることをプロアクテイブ療法という。わたくしのクリニックは表面の顔は眼科ですが4人に1人はアレルギー患者さんです。漢方薬の併用が受けているようです。