炎症とは何でしょうか?病理学的に炎症とは赤い、腫れる、痛い、熱感の4つ主要徴候がみられることが古典的な主要徴候です。今の時代の炎症性疾患といえば眼科領域では糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症そしてドライアイがあります。そのほかにもアルツハイマー病、動脈硬化、がんなどが現代の炎症性疾患です。犬のドライアイの薬にオプテイミューン眼軟膏があるそうです。なんと免疫抑制剤ですよ。犬の方がアメリカのガイドラインに近い治療を受けているそうです。日本のドライアイの考え方は結果としての炎症です。0.1パーセントのフルメトロン点眼液を一日2回点眼するという意見がふえています。2002年からシクロスポリンの点眼がアメリカでは第一選択薬となっておりアメリカではドライアイは完全に炎症性疾患です。