記事一覧

めがねをかけると視力が落ちる

「めがねをかけると視力が落ちる。」これはまことしやかに語られている迷信のようです。これは近視の進行とは関係のないことです。一つの説としては心因性視力障害のまぎれこみです。心因性視覚障害は詐病ではなく、めがねをかけたいとか母親の愛情を兄弟の中で自分に取り返したいという気持ちが目の症状として現れることです。そのような病態を視力がでにくいため近視と解釈している場合があります。だから、近視は治ると誤解している方がいる。近視は治るはずがないのだが近視はなおるという本がたくさん発売されている。近視は目の長さがながい状態です。目の長さが短くなることはありません。もうひとつの説はめがねをかけ始めると目を細めることをしなくなり大きく目を開けてみることを始める。すると調節力を使わないため一見視力がかえって落ちるような錯覚におちいる。