帯状疱疹後神経痛は高齢者によくみられるつまり位多くみられます。帯状疱疹後神経痛は急性期のペインクリニックでは大変有効ですが慢性期ではそれほど有効ではありません。帯状疱疹の後発部位は三叉神経第一枝の領域が多く次は胸椎領域です。薬としてはとランセットやリリカが使われています。リリカはブレガバリン抗痙攣薬のガパペンの類似薬です。至摘内服容量を決める過程が必要です。至適内服容量はタイトレーションといいます。②5mgでは聞きません。75mgでは眠いといわれてしまいます。腎機能低下例では要注意です。トラムセットはドラマドールとアセトアミノフェンの合剤です。非ガン性疼痛の薬です。吐き気に注意が必要です。漢方でといわれる方も多い分野ですが難しいですね。非麻薬とはいえ漢方薬の方がやさしい気がします。ブロックも急性期ほど有効との見解になってきています。帯状疱疹後神経痛の治療にはきめてはありません。これが現実です。