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走れメロス

太宰治の走れメロスを覚えていますか。物語文の代表作です。子供に何かあったとき守れるのは親だけです。クリニックを閉鎖しても守れのは親だけです。校長からモンスターペアレントと言われても子供を本当に守れのは親だけであるという話を拝聴いたしました。大津市の問題から全国に波及する人権問題ですが死亡例つまり自殺例だけが優先的に取り上げられています。ハインリッヒの法則を応用すると自殺していないが苦しむ児童と生徒そして親がたくさんいることが推測される。いかに早期に異常を発見するかです。「じぶんはいじめられたくない」と誰もが思います。そのために友人を売るようなことがあってはならない。「太宰治の走れメロス」は妹の結婚式に出るため二日だけくださいと言って処刑を免れる為友人を指名する。そして結婚式を早めて幾多の苦難を乗り越え処刑に間に合うように必死で帰ってきて友人は処刑されず王様も考えをかえたというお話です。走れメロスが当たり前でないから名作として心を打つのでしょう。走れメロスが当たり前で名作と呼ばれることのない世の中が来ることを祈ります。死ななくても人権問題が正当に取り上げられる世の中を切望いたします。警察官もおっしゃっていましたが誰も信じられない世の中になっています。友達を売るようなことがあってはならないという教育がなされているでしょうか。