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インフルエンザ予防接種料金2011

インフルエンザ予防接種料金は西川クリニックでは今年も据え置きの1回2205円です。6か月から接種させていただいています。震災による卵の不良品化、三歳以上の子供の接種量が大人と同じになったことと品質問題でさらに不足が懸念されます。お早目の対応をおすすめします。インフルエンザ予防接種を受ける方は年々ふえています。なんでも気軽に相談できる西川クリニックの院長。腰が低いと常にいわれています。インフルエンザ接種料金も低い。兄弟がいるとすれば腰が低いので弟に間違えられます。みんな医師はエラそうにするものだと思っておられませんか?予約なしでも接種可能です。十月になったらインフルエンザ予防接種計画を考えてください。

インフルエンザの治療

昨年発売されたイナビルは非常によく効いた。しかし脳炎を減らすとか脳炎にならないエビデンスはないそうだ。今年もインフルエンザキット陽性の方がこられたらまずイナビルを吸入していただこうと思っている。

ACEinhibiter

降圧剤のACEinhibiterによる血管浮腫は有名です。ARBでも同様の副作用が知られている。ARBは咳がでないので使いやすく臓器保護にも有用とされている。血圧の薬で副作用が出るのは嫌なもので患者さんから信頼されなくなる。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は以前のように重症例を見なくなった。日本のアトピー性皮膚炎は目の合併症がきつい。なぜかわからない。診断基準の違いを指摘する声もある。石鹸できれいに洗いすぎるからアトピー性皮膚炎が重症になるとの説もある。試行錯誤で漢方で中から治療するのは結構良い気がする。朝夕冷えてくると顔が真っ赤なアトピー性皮膚炎の方がふえる。火神派で治療するとよい。

柴胡

柴胡のはいった漢方薬が日本では多く使われています。日本人に合っているのでしょう。さらには薬価が高く売りあげ高があがることも関与しています。その処方名に柴胡が入った処方は小柴胡湯の間質性肺炎のため肺がんのイレッサ的存在になっています。大柴胡湯のように大量に使うと発散、2グラム程度の少量を使うと疏肝に有用です。

子宮頸がんワクチンの選択

9月もこの時期になりサーバリックスかガーダシルか悩ましい問題です。厚生労働省の通達により9月末までに1回目うつよう姫路の保健所のホームページにいつの間にかのっていました。当院でも早速ガーダシルを採用しました。子宮頸がんワクチンほど父兄主導で悩むワクチンはない。今までも痛いとか不妊症になるとかいろいろな質問を受けました。サーバリックスが痛いのは西川クリニックではデマの様です。海外から輸入のワクチンには長く聞く様にアジュバントがはいっておりこれからの課題です。答えはわからないのではないかと思います。ただし、噂では北海道の札幌市はガーダシルに一本化したいようなことを聞きました。3回接種するワクチンを2種類おくことはご投薬の元なのでみんな避けたいところだと思います。