私はサプリメントにお金をかけるのが大嫌いです。保健適応の薬なら3割負担、サプリメントなら10割負担しかも健康被害が出たとき大きな差があると聞く。アレルギー性鼻炎の場合は乳酸菌飲料や甜茶のデータがほとんどらしい。トラニラストと同等に効いたとするデータすらある。そんなに効くならレーザーや眠たくなる薬はいらんでしょう?2週間前から内服する初期療法も大いに疑問だ。ステロイドの点鼻をすればすぐ症状の改善がみられる。そもそも第2世代の売りは早く効くことです。
姫路の眼科 西川クリニック院長の日々雑感及びお知らせ
私はサプリメントにお金をかけるのが大嫌いです。保健適応の薬なら3割負担、サプリメントなら10割負担しかも健康被害が出たとき大きな差があると聞く。アレルギー性鼻炎の場合は乳酸菌飲料や甜茶のデータがほとんどらしい。トラニラストと同等に効いたとするデータすらある。そんなに効くならレーザーや眠たくなる薬はいらんでしょう?2週間前から内服する初期療法も大いに疑問だ。ステロイドの点鼻をすればすぐ症状の改善がみられる。そもそも第2世代の売りは早く効くことです。
欧米でアレルギー牲鼻炎といえばブタクサです。約半分です。日本人の30パーセントはアレルギー性鼻炎です。また喘息の40パーセントにアレルギー性鼻炎を合併します。どちらもⅠ型アレルギーです。学問的になりますがアレルギー性鼻炎は2相性変化を示します。即時相はIgE依存です。遅発相ははTh2サイトカイン依存、好酸球依存です。つまり、朝くしゃみが出るのはTh2サイトカイン依存です。
兵庫医科大学の善本教授の話を聞きました。好塩基球は白血球の1パーセントです。FcεR1を発現しCkitは陰性です。寄生虫に対する生体防御に役立ち、IgG型アナフィラキシーショック、IgEdependentの慢性アレルギーでFcεR1を介してIgEと結合します。難しくてよくわかりませんでしたがアレルギーの効果細胞とよばれているそうです。