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東洋医学会支部例会

昨日全国の５か所で支部例会があった。東洋医学会は貧乏学会です。会長の方針で本部からの助成金は有りません。その一つの会で漢方製剤が作る会社でどうちがうか？というレクチャーがあった。補剤はＴ，瀉剤は元祖Ｋ，中間がスポンサーのＫという話でした。広告のできる専門医、漢方専門医の集まる会にしてははなはだ疑問のある講演でした。小倉記念病院にいたＤrなのでさぞや有名な先生かもしれないが今の時代にはそぐわない講演だった。

リスパダールとセロクエル

リスパダールもセロクエルも統合失調症の薬です。リスパダールは鎮静作用が弱く、抗幻覚、妄想作用が強い。ＳＤＡに分類されます。内用液は１０９円もします。しかし、セレネースを暴れている人に筋注するよりらくですよ。救急当直で暴れられ大変でした。セロクエルは催眠作用がつよい。抗鬱効果もある。ＭＡＲＴＡに分類されます。適応外で譫妄に用いられます。

ムコスタ点眼液

おそらく２０１２年１月にムコスタ点眼液がでます。新発売です．杯細胞にはたらきムチンの分泌にかかわります。皆さんが大好きな１回つかいすてタイプです。しかし、牛乳のように真っ白です。ヒアレインミニ点眼液がほしい人が山ほどいます。ムコスタＵＤ点眼液がヒアレインミニ点眼液の代わりになるとうれしいです。意地悪するわけではありませんが、ヒアレインミニ点眼液はシェーグレン症候群やステイーブンスジョンソン症候群という病気の人しか使えません。患者さんにはご理解いただきたいと思います。