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漢方では冬は腎の季節である。感情的には恐驚の季節です。五情から言うと恐れたりびっくりする季節です。腎とは腎臓ではない。下半身、耳、髪の毛にかんする問題をさします。食べ物で補腎といえばエビ、マグロ、ブロッコリー、ナッツ類、杜仲茶後は黒いものがある。男は40歳女は35歳でピークをむかえます。男は8の倍数、女は7の倍数で変化します。杜仲茶は葉ですが、杜仲は漢方薬には枝を使います。漢方エキス製剤では大防風湯の構成生薬になっています。三和とツムラにあります。最近の著効例として三和の大防風湯が足のむくみにききました。八珍湯ベースの薬です。気血が不足するのは老化の一つです。

季語

俳句には季節を表す季語をいれることになっている。昔の人と実感が違うのか私たちと感じ方が違う。五月雨は梅雨のことで6月つまり夏の季語です。若葉は夏の季語です。朝顔や七夕や天の川は秋の季語です。太陰暦と太陽暦で1か月のずれがある。でもなっとくがいかない。納得がいかないのが人生。人生50年ならば今年で臨終です。

小児のインフルエンザ

小児のインフルエンザは2回接種で1か月後77パーセントに抗体がある。5か月後に50パーセントに抗体がある。姫路市が作った高齢者向けの説明書の5か月はこれを根拠にしています。流行したインフルエンザウイルスとワクチンに含まれている抗原が一致して始めて3か月持続するそうです。これは当クリニックで接種した方にお渡ししているインフルエンザHAワクチン「生研」の添付文書の記載内容です。それによると株により抗体陽性率が異なるようです。65歳未満は任意接種となった今、受けるかうけないか1回か、2回か決めるのはあなたです。持って帰られた添付文書をご一読ください。今日は久しぶりに予防接種へのアクセスが少ないです。