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ヒスタミン遊離試験

鶏卵アレルギーには卵白、オバルブミン、オボムコイド、リゾチーム、卵黄が測定できる。たまごの成分は火の入れ方で変わる.火を入れるとタンパク質が壊れるものがある、一方壊れないものもある。今週、ほとんど卵を食べたことがないお子さんが相談にこられた。アナフィラキシーショックを起こすといけないのでK小児科で負荷試験をしてもらうことをすすめた。魚卵はもっとむずかしい。クルクル寿司の影響は大きい。いくらのように赤い食べ物を子供は好む。しかもにがいとかいうこともない。いくらはせめて5歳になってから食べさせたいものです。

肺炎球菌ワクチン

おとなの肺炎球菌ワクチンニュウモパックスは東北の方に無料接種を行うため品不足になっています。当院には現在1本だけ在庫をおいています。よろしければ御来院ください。7350円です。おひとり分しかありません。小児肺炎球菌ワクチンは豊富に在庫しています。ただしよく発熱します。全く違うワクチンです。俳優のCM力は大きい。

ヒト汗

ヒト汗が検査できるようになったことをご存知ですか?アトピー性皮膚炎の患者さんがするべき項目です。アトピー性皮膚炎とヒト汗の研究で有名なのが広島大学医学部皮膚科の秀教授です。保健科学研究所でしかできません。西川クリニックでは保険科学研究所と契約書を結びました。ヒト汗はアトピー性皮膚炎の8割に過敏性を示します。採血をすればヒト汗との反応がわかります。アレルギーの薬は3日間休薬の上御来院ください。重篤な即時反応から1か月間をあけて検査を受けてください。

感染症

今多く行われている任意の予防接種は何でしょうか?65歳未満のインフルエンザ以外のインフルエンザの予防接種です。2回接種するのはブースター効果を期待しています。ではおたふくかぜや水痘つまりみずぼうそうは1回接種でよいのでしょうか?海外では2回接種があたりまえです。MMRの形で接種していた時代に副反応が多く起きたためおたふくかぜは定期予防接種から外れています。現在最も保障しているワクチン接種はおたふくかぜです。なぜおたふくかぜかというと3000人に一人の確率で難聴になることです。しかも一度なると回復しない難聴です。みずぼうそうは15歳以下でかかると重症化します。これがインフルエンザワクチンよりもおたふくかぜやみずぼうそうの予防接種をしようという小児科の先生の話です。大切なワクチンが無料でないのが矛盾してます。これが人生なのです。生まれるということは死ぬということです。ワクチン接種で健康被害は必ずあることです。小さな危険と大きな危険どちらがこわいか?任意の予防接種は保護者の考え方次第です。