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なおりますか

私の蕁麻疹治りますかと聞かれたら、成書の記載のとうり次のように答えています。慢性蕁麻疹が治るのは3年をめどにして、5人に3人の確率です。なかなかてごわい慢性蕁麻疹です。

蕁麻疹

「じんましんはアレルギー疾患ではない。」と記載したらどうだろう。ほとんどの方にやぶ医者といわれるだろう。アスピリン不耐症はアレルギーに関係なくアスピリンを代表とする非ステロイド消炎薬により増悪する。Ⅰ型アレルギーと証明されるのは5から10パーセントにすぎないことをご存知であろうか?今日来院された方も2回目なので落ち着いておられたがふつうは「今の時代蕁麻疹の原因なんてわかって当たり前」と言われるでしょう。いくら検査をしてもわからないのが蕁麻疹です。内臓から来ると書いているが非常にまれですよ。

更年期障害

更年期障害に対して漢方薬を保険診療で処方してほしいという声は大きい。一方、漢方薬は飲みにくいのでこらえてほしいとの声も大きい。男も女も40歳代になると更年期障害が大きな問題です。カルナクリンという薬をご存知ですか?一日3錠を毎食後に服用する薬です。これが更年期障害によるホットフラッシュにきくとのことです。一錠25円とお安いくすりです。耳鼻科のメニエル病や眼科の眼底出血に有効なお薬です。当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散、温経湯、芎帰調血飲等を服用されいまいちという方にお勧めの薬です。ホルモン剤ではありません。40歳代になり感情的になるのは更年期障害を疑わないといけません。この頃急に怒りっぽい人には注意が必要になります。ホットフラッシュにカルナクリンはどれほどの力を有するのか?

初めてのコンタクトレンズ

ホームページのはじめに初めてのコンタクトレンズは歓迎しないと書いても結構来られます。これは今まで真面目に診療しタことに太するお返しのようなものです。どういうことかというと、近視でメガネをかける橋渡しをした人がもう一度もっどってくることをさします。成人式を前に何人か御来院いただきました。爪を短く切るこれが第Ⅰ関門です。第Ⅱ関門は目を大きく開けることです。大きく柔らかいソフトコンタクトレンズが目の中に納まるには大きく目を開けることです。実際のことは、つまり、コツは御来院時に教えます。最初は2週間タイプのレンズで教えます。或いは、体験していただきます。外すのは簡単です。

薬用

薬用せっけんとか薬用シャンプーとか薬用とかいてやくようと読みますが、薬用という言葉はあふれている。薬用は医薬品と化粧品のあいだに位置する。一部の方の過剰な清潔志向がさらに抗菌、除菌、殺菌という言葉があふれる状態を招いているとされる。抗菌、除菌、殺菌に統一された定義はあるのか?あるらしい。例えば、抗菌とは菌を増殖させないことだそうだ。除菌はフィルター濾過で菌を取り除くことです。殺菌は生きている微生物を死滅させることです。むやみに高価な薬用石鹸を使うことは必要ないことも多いのではないか?

コンタクトレンズの選び方

コンタクトレンズは一番高いものが目には一番よい。とおかんがえのかたはおられませんか?今やコンタクトレンズは当たり前、検診しないのも当たり前、検診勧めると来院しない、検診不要の持論を聞かされるのもあたりまえです。カラーコンタクトレンズで傷が入っても懲りずにはめつづける方も多い。駅前近くへ行くともっとすすんでいるんでしょうえねえ。コンタクトレンズの価格は酸素透過性により価格が決められ後から発売されたレンズほどお得感があります。アイメイクだマイボーム腺がふさがれていませんか?ハンドクリームで冬になるとコンタクトレンズが汚れる、曇るなどの訴えがふえます。「コンタクトレンズアレルギー」を聞かれたことありますか?コンタクトレンズには酸素をとおすための隙間が空いています。その隙間に汚れが付着し、汚れが反応し、まぶたの裏がぶつぶつになることです。見た目だけではわからないのはコンタクトレンズもひともおなじです。

ドライアイ

皆さんの検索のおかげで「姫路 眼科」で2ページの一番にまで回復してまいりました。ムコスタ点眼液をス人の方に処方させていただききました。まだ、実感ある感想はいただいておりません。点眼後、世の中が真っ白にみえる。一時間後苦みが来る。顔に付着すると真っ白になる。これらはすでに確認されています。これからどんな症状があらわれるか?さらにはジクアス点眼液を超える効果はあるのか?ドライアイが治る病気になるのか?

うすばかげろう

ウスバカゲロウの幼虫をアリジゴクといいます。わたしが生まれ育った寺院でも軒下の雨の当たらないところに生育していました。横から死んだアリを入れるとすぐ反応していました。中に引きこんだ獲物には強いが雨に流されるとなると弱い。なぜこのような限られた空間でしかアリジゴクは生きられないのか考えて見るとここにも一つの「あはれ」が存在します。雨の水には極端に弱く、あっという間に流されます。つかの間の命でございます。