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合剤の賛否

武田薬品工業のユニシア配合錠を飲む人は大変お得です。2つの薬が入っているのに一剤の薬価になっている。それに比べ眼科用剤の合剤は薬価的に全くお得感がありません。しかし、防腐剤や添加物に暴露する量は確実に減る。薬価だけが合剤の利点ではない。アドヒアランスも確実に向上する。ただ、一本4000円は高い。

眼科 漢方

みなさん「眼科 漢方」で検索してみてください。「眼科 漢方」で検索すると「姫路 西川クリニック」が上位でたくさん出てきます。目からうろこです。「姫路 西川クリニック」には漢方治療を希望されるむずかしい病気の方が時々こられたり、ご連絡をいただきます。「眼科 漢方」はガイドラインが策定され漢方診療も転換期を迎えています。べーチェット病に漢方薬を使った時に訴訟リスクがあります。ステロイドの全身投与は禁忌で免疫抑制剤を使うことが標準治療です。皮膚のアトピー性皮膚炎の標準治療がステロイドの外用であることと同じです。頼りにされるとうれしいですがストレスも感じます。「眼科 漢方」で一度ご検索ください。入口は何処でもよいが西洋医学の診断をしっかりつけとりあえずどこでも眼科の入り口にお入りいただくことです。

イナビル吸入

イナビルは一回すえば解熱する優れたインフルエンザの薬である。イナビルをインフルエンザの患児が吸うと一気に解熱する。すると働く親は児童を学校へ行かせる。一週間はウイルスを患児は排出する。規則では解熱後2日すれば登校可能である。わたくしのクリニックにも咳止めだけ欲しいという受診者がお越しになった。今も28日にキット陽性でいつから学校は行ってよいかという問い合わせをいただいた。法律を変えないといけないのか?きっちりどなたか検証してください。

中央社会保険医療審議会

平成24年1月31日に施行された中央社会保険審議会で眼科はターゲットになっているらしい。角膜形状記億検査、静的視野検査、調節検査が減点となる見通しだそうです。前回同様眼科、耳鼻科、皮膚科はターゲットです。アア、暗い世の中です。

インフルエンザの不思議な話

インフルエンザワクチンが少し残っている。そして毎日平均4人の方がインフルエンザの予防接種にいまだに来られている。不思議な話ですね。効くまでに2週間といわれるが今から打ってもどうなんでしょう?同じ予防接種をするんならもう少し早くされたらと思います。おたふくかぜや水痘子とみずぼうそうも毎年流行り同じことを繰り返している。インフルエンザの流行が終わったらおたふくかぜと水痘ことみずぼうそうの予防接種をされたらどうでしょうか?

新規開業

勤務医の待遇改善により開業バブルは去った。開業して労務管理をするより勤務医で診療に専念する方が楽しいあるいは医師としての仕事に専念できる。そんな世の中になったんでしょうか。開業時に接遇研修をしているとき「開業することは皆さんがマイホームを持つより大変なことなんですよ」と言われたのが印象的です。もうすぐ確定申告の時期ですがいくらほど今年は税金がかかるのか気にかかるところです。診察代が高いといわれるより収入が少なくても安い位と思われる方がましである。立派な建物や過剰な機械や設備投資はいらない。立派な器械や建物に投資すと回収しないと倒産してしまう何でも程々がよい。あなたはどちらを選びますか。

眼科の日帰り手術

眼科の日帰り手術といえば今まで白内障の手術が定番だった。10分で手術が終わり、10分休んで帰る時代が来たとHPにかかれていた。まるで東京のM記念病院のA先生のようだ。でもA先生に手術していただくには6回も外来受診があるそうだ。昔紹介した時そうだった。硝子体手術も日帰り手術の時代になったらしい。わたくしが姫路に帰ってきたころはS病院しかできなかった手術です。患者さんにとって素晴らしい時代です。しかし、入院すれば通院の手間もかからず保険金も入り患者さんにとってもよいことも多いと思います。

ムコスタ点眼液のその後

ムコスタ点眼液を兵庫県下でも多く処方しているのが「姫路 西川クリニック」です。ムコスタ点眼液の患者さんの感想です。ムコスタ点眼液を使用すると顔に大きな粒子がつくが鼻涙管が詰まることはないのか?そこでジクアス点眼液にに変更しましました。自覚症状はやや改善していました。他覚的に角膜のキズは改善していました。