中医協が診療報酬をきめます。2月10日に4月からのことが決まりました。眼科の一部の検査は安くなります。しかし、いろいろな機会を多くそろえる医療機関へいくと必ず診察代は高くなります。豪華な建物の医療機関へ行くと必ず診察代が高くなります。あまり豪華なとこへ行くのも、あまり検査機器がないところへ行くのもともに問題です。過剰な検査か人様な検査か患者さんにはわかりません。
姫路の眼科 西川クリニック院長の日々雑感及びお知らせ
中医協が診療報酬をきめます。2月10日に4月からのことが決まりました。眼科の一部の検査は安くなります。しかし、いろいろな機会を多くそろえる医療機関へいくと必ず診察代は高くなります。豪華な建物の医療機関へ行くと必ず診察代が高くなります。あまり豪華なとこへ行くのも、あまり検査機器がないところへ行くのもともに問題です。過剰な検査か人様な検査か患者さんにはわかりません。
韓国ではBUT短縮型ドライアイとうつが関係するという論文が出た。BUT短縮型ドライアイBUT短縮型ドライアイha20から30歳の若い女性が多い。角膜知覚が残っているからという仮説もある。資格情報社会を迎えBUT短縮型ドライアイは増えている。BUT短縮型ドライアイの増加は診断技術や概念の普及だけではなさそうだ。角膜にキズが入らないBUT短縮型ドライアイがなぜそんなにいたみをともなうのか?
シクロスポリンは免疫抑制剤として有名です。アメリカではドライアイのファーストチョイスつまり第一選択薬としてシクロスポリンが点眼として用いられています。韓国でも使われているようです。つまり、ドライアイは炎症です。日本でも犬のドライアイにはシクロスポリンが使われているそうです。ムコスタやジクアス点眼液が話題になっていますが海外ではもっとすごいことが起こっています。ドライアイに免疫抑制剤がドライアイの治療薬です。
涙の浸透圧はわかりやすく言うと涙の電解質濃度です。涙の浸透圧は塩分濃度で決まります。蒸発で失われる涙の量は約一割です。涙が涙腺から分泌されるときは血清と同じ濃度です。ドライアイでは不思議なことに涙の浸透圧は変化しないとされています。涙の高浸透圧は炎症の誘因とされています。涙点プラグでは浸透圧も炎症も改善しないとされています。まったくふしぎなはなしです。
チオラ錠は保険適応のある薬です。チオラ錠は白内障に保険適応がある飲み薬です。代謝改善や解毒のために使います。水銀は腎臓や脳よりも水晶体に蓄積します。つまり、チオラ上を飲めば白内障のリスクを減らせる可能性があります。これは慶應義塾大学の眼科の教授坪田先生の話です。抗加齢学会へいこう。
子供が白内障だったらどうしますか?6週以内に手術だそうです。遅れたら遅れるほど予後不良です。もちろん全身麻酔の手術です。いろいろな危険性があります。しかも子供専用の眼内レンズはありません。成長とともにどうなるか予想どうりに行かない可能性もあります。後発白内障になるかもしれなので硝子体切除も行うそうです。更に術後緑内障も起こりえます。