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じんましん

じんましんの方が今日も多い。やはり「姫路 じんましん」で検索すると数多くわたしのブログつまり姫路西川クリニック院長のブログをご覧いただき悩みをお持ちの方がお越しになります。悩みのなかでも多いのが原因です。誰でも食事が悪いのではないかと思うものです。漢方薬で一番よくもちいられるのは十味敗毒散ではないかいう噂です。中医学の刑防敗毒散を華岡青州が日本人向けに改良した漢方薬です。湿熱なら茵陳蒿湯がびっくりするほど有効な例を経験します。しかし、今の空気が乾いた冷えた季節には茵陳蒿湯は使いません。わたくしどもに来られる方は難治例が多い。毎日、悩みが尽きない。

ブログ見たよ

「ブログ見ましたよ」と言われることが多くなりました。タウンページの広告を取りに今日営業マンがこられました。どちらもお金がかかります。iタウンページもタウンページと同じだけのお金がかかるのですね。但し両方出すと値引きが入るとのことでした。ブログをご覧いただきわたくしに共感いただきました方に来ていただく方が診察しやすいのでHP以外の広告は一切お断りするのがよいのではと思います。SEO対策にたくさんお金をかけておられる医療機関もあるようですがどうでしょうね。そのお金は患者さんの診察費から出ていると思うとかんがえてしまいます。看板も不況で医療機関のものが目立ちます。ブログをご覧いただき御来院いただきました節は「ブログみたよ」と一声かけていただけましたら幸甚です。

祛風湿剤

祛風湿剤の応用範囲はかなり広い。風と湿は引っ付きやすい。更に風熱の邪や風寒の邪という言葉のとうり風邪は寒邪や熱邪と一緒になり数々の悪事を働く。そこでいろいろな先生方のお知恵として教えていただいた祛風湿剤の数々を披露します。越婢加朮湯合麻黄附子細辛湯、桂枝湯合麻黄附子細辛湯、麻黄附子細辛湯合大防風湯、当帰湯、人参湯合桂枝茯苓丸加附子、疏経活血湯、今姫路ではやりのインフルエンザに大防風湯ならぬ麻黄湯もそうですね。姫路でインフルエンザに大防風湯と言っても相手にされませんが。まだまだ姫路ではインフルエンザが流行しておりうちは暇で暇で困っています。いやいや医者が暇なのはよいことです。

失神

子宮頸がんワクチンにはサーバリックスとガーダシルがある。子宮頸がんワクチンを接種後に失神することが問題になって久しい。失神は湿疹ではない。サーバリックスを接種して10万人に8人という数字は決して少なくない。ガーダシルはその2倍との記載もある。全国で失神で35人が外傷を負ったそうだ。あっという間に頭ををうつのは危険だ。30分立ち上がるなと言ってもなかなかむずかしい。今の中学生は部活と塾が忙しい。30分も待ってはくれるまい。立つなと言っても場所がない。

サーバリックス

サーバリックスはHPVに有効な2価の子宮頸がんワクチンです。公費でのサーバリックスの予防接種がはじまり約1年です。平成23年9月15日から4価のガーダシルの無料接種が始まり1回目にサーバリックスをうった人が2回目、3回目にはガーダシルを接種されたみたいで「ご注意ください」というお知らせがGSKから届きました。「姫路 西川クリニック」では当初よりガーダシルとサーバリックスについてご説明の上平成23年9月15日以降はほとんどの方がガーダシルを選ばれています。平成24年度においてはガーダシルの圧勝に至る可能性があります。欠品に至らなければよいと考えます。

初めてのコンタクトレンズ

初めてコンタクトレンズを使いたいという人が毎日お越しになる。歓迎しませんがもしお越しになるならお越しになる前に、付け爪は外す、爪を切る、など最低限のエチケットをは守ってほしい。そして素直に説明を聞いてほしい。笑ってしまい説明にならない中学生や高校生など医師が自ら説明しているのに何を教育されてきたのだろうか?コツは目を大きく開けることです。猫も杓子もコンタクト時代です。めがねは「でもしか」時代です。メガネでもとかめがねしかできない。そんなことはありません。メガネにお金をかけるおしゃれのしかも一時流行りましたが今はやはりコンタクトレンズしかもカラーレンズ全盛時代でカラーコンタクトの酸素透過性不足による障害あまりに多いので驚きます。出来ればめがねがお勧めです。検診に対する考えが甘い。甘すぎる。

青魚

青魚は体に良いとされる。青魚の油をnー3系のリノレン酸つまりEPAまたの名をイコサペンタエン酸といいます。EPAは血栓を予防します。一方、植物油や動物性脂肪の多いnー6系のリノール酸は体の中でアラキドン酸に変化しますそして血栓を作ります。また、漢方の世界では、補腎の働きがあるとされています。しかし、青魚はアレルギーの世界では悪者です。じんましんといえば青魚を思い浮かべる方が多くおられます。エスキモーの寒い所に住む方に動脈硬化性疾患が少ないことから発見されたのがイコサペンタエン酸です。NHKの試してガッテンで紹介されたときは多くの方がEPAつまりエパデールを希望して受診されました。血液サラサラとは出血しやすいことでもあります。

オルソケラソロジ―

オルソケラソロジ―は固いコンタクトレンズをもちいることで角膜形状を変化させることで一見近視や乱視が正視になったような錯覚に近い減少です。一時的現象です。ガイドラインでは20歳以上となっているにもかかわらず小学生にさせる方があり感染症つまりばい菌が入り大変なことになる例が非常に確率的に高いとされています。小学生にコンタクトレンズをさせて一時的に近視が治ったかのように錯覚をおこす。そんなことになんであるいはどんな意義を感じるのか不思議です。ご父兄の気持ちが私にはわかりません。

帯状疱疹と漢方治療

帯状疱疹の薬といえば昔はゾビラックス、いまはファモビルかバルトレックスが思い浮かびます。更に帯状疱疹後の神経痛となるとリリカが浮かんできます。では帯状疱疹に漢方ではどうでしょうか?葛根湯が日本漢方なら選ばれるかもしれません。根本的には祛風湿でしょう。そして久病入瘀で活血化瘀薬を併用することでしょう。じんましんも祛風湿が治療の根本です。関節リウマチの根治も祛風湿です。そこが漢方の面白いところです。後は今の季節たいへん寒く寒邪が侵入したと考えます。帯状疱疹後の神経痛でお悩みの方の方も漢方薬を一度試されたらいかがでしょうか。