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HRT

アレルギーの検査でHRTはご存知ですか?産婦人科ではHRTとはホルモン補充療法のことですがここではアレルギーの検査のHRTです。HRTはヒスタミン遊離試験のことです。HRTは5項目までが保険適応です。いままでは保険科学研究所が5項目のセットにしていましたが汗の自己抗体の有無などこれだけ調べたいと思う検査項目を調べることが可能になりました。食物アレルギーに関しましてはより生体内により近い形で検査が可能になります。

アレルウオッチ涙液IgE

わかもと製薬のアレルウオッチ涙液IgEをご存知でしょうか?アレルギー性結膜疾患に対する眼科診療の場でその場で患者さんにみてもらうことができる検査です。そのアレルウオッチ涙液IgEが涙液採取に要する時間が大幅に短縮されました。また、アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン2010でアレルウオッチ涙液IgE測定が眼局所の検査としてとりいれられている。アレルギー性結膜疾患のような局所では全身のIgEは役立たずです。RASTの役に立ちません。涙液IgEを調べるのは有用です。もちろん保険適応です。

COI

医学の雑誌を読むとCOIという言葉がよく出てくる。COIは利益相反のことです。子供が不登校になったとき金融機関に土地を探していただいていた時も支店長さんがこれ以上は利益相反のなりますので直接仲介業者とお話ししてくださいといわれました。この度の春季アレルギー学会総会でも利益相反のことが最初のスライドにでていました。特定の企業と癒着のない研究内容であるということを前面に打ち出すことは大変すばらしい。さて今日の日本経済新聞をご覧になりましたか?貿易赤字の原因が皆さん飲んでいる薬だというのです。昨日の荒れる疑学会でも協和発酵キリンのアレロックは何処の区で開発された薬かという問題が答えは「日本」です。今ワクチンも高価なものはみんな輸入品です。生物製剤や抗ガン剤も同じです。輸入品ばかり使ているから貿易赤字が陰ながら拡大しているというのす。