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鼻噴霧ステロイド

鼻噴霧ステロイドに限らず点鼻薬が子供でどれくらい使えるか?という調査がある。幼児では3人に1人、学童では80パーセント抗ヒスタミン薬とステロイドをあわせたデータです。抗ヒスタミン薬が安心でステロイドが危険とは言い切れない。抗ヒスタミン薬の使用で興奮やけいれんをおこすことがあげられます。つまり脳内移行の問題です。鼻噴霧ステロイドはバイオアベラビリテイーが低い薬です。どの抗アレルギー薬とシステイニイルロイコトリエン受容体拮抗薬の組み合わせにも勝るのが一日一回の鼻噴霧ステロイドです。今年は花粉の飛散が少ないからか鼻噴霧ステロイドは不人気でした。ステロイドが怖いからか点鼻薬が嫌なのか花粉の飛散量が少ないからか何が原因なのでしょう。調剤薬局が儲かるのはシステイニイルロイコトリエン受容体拮抗薬と抗ヒスタミン剤です。更にジェネリックを使用すると利益率が上がります。

小麦アレルギー

小麦アレルギーの時どのような検査をするかですが小麦は当たり前ですがグルテンさらにω5ぐリアジンもあります。水に不溶性のω5グリアジン小麦依存性運動誘発アナフィラキシーでは80パーセントの陽性率です。ω5グリアジンは偽陽性率は0.7パーセントです。小麦アレルギーでは必ず運動負荷が必要です。ただし、運動負荷の程度はひとさまざまです。