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めがねをかけさせたくない症候群

眼科健診の春です。「メガネをかけさせたくない症候群」をご存知でしょうか?何処にメガネをかけさせたい親がいるか?いないでしょう。そしたら「メガネをかけさせたくない症候群」が生じるのは仕方ない。おそらくいないであろう。近視とは何か。これをご両親にご説明することなしには語れません。近視とは目の長さつまり眼軸長が長いことだ。遠視とは何か?くどいが目の長さが短いことだ。一度目が長くなると短くならない。そしたら近視が治るわけがないのは自明です。それを「近視は治る」などという書籍が発売されているから迷路に入る。ドクターズショッピングがはじまる。近視には遺伝子の働きが大きく関与している.日本人には近視になりやすいという宿命があります。メガネを勧めると何が問題か。近視の度数が進むことです。そう信じている保護者は多い。全くの誤解である。誤解されているのは視力と近視の度数は必ずしも相関しない。裸眼の視力をはじめ視力で議論するのが問題な様である。

みずあおい

姫路には魚町や塩町という繁華街があることをご存知ですか?一年ぐらいいってません。魚町や塩町には年に一度くらい眼科医会の二次会などでいかせていただきます。行くところは限られています。個人で行くことはめったにありません。もうすぐわたくしが開業して2年です早いものです。光陰矢のごとしとか歳月人を待たずといいますがあっという間の二週間です。その一方で平成24年6月7日に姫路の塩町に新しい日本料理の店がオープンします。「みずあおい」と言います。みずあおいの場所は塩町の雪洲ビルというところらしいです。みずあおいのマスターは今日とのセンチュリーホテルで修業した方です。みずあおいのマスターはかなりの偏屈です。夕方6時から12時まで営業しているそうです。みずあおいは昼間は仕出し屋さんらしい。みずあおいは6席だけの小さなお店です。よろしければ一度お立ち寄りください。かなりの偏屈マスターです。

安いめがね

安いめがねと高いめがねの違いはなんですかと最近よく聞かれます。保護者にとって子供のめがねにお金をかけるかどうか大いに疑問あるいは関心があるところです。「安いものでよいめがねはない」というのが常識でしたがいまはどうなんでしょうね。自転車も同じです。自転車屋さんが激減しました。本物の国産自転車がなくなりました。製造業では基本的に日本では労働法が厳しく人件費が高く企業は海外へ移転するそうです。めがねはめがねやさんでレンズの加工を行います。修理もしてくれます。安いめがねやさんは薄利多売なんでしょうが人材を育てるあるいは研修を行うことは可能なんでしょうか。日本のすべての分野で大は小を兼ねるようになっってます。技術が?瞳孔間距離は?さらには以前のような高さのあるフレームがないのに無理やり遠近両用にして大丈夫でしょうか?以前日本眼科医会がメガネ屋さんで検眼しためがねについてまとめていたがメガネ屋さんもいろいろありますよね。眼科もいろいろです。