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176万人

176万人とは初めて公表されたMRワクチンを3年間に受けなかった人数です。176万人が多いか少ないか一人当たり一万円とするとすごい額です。なかなか水痘やおたふくかぜの予防接種を受ける人はいません。おたふくかぜやみずぼうそうはうけても一度だけです。海外では2回がスタンダードです。中学一年や高校一年生が接種しないのは時間がないというのが理由です。他には一切予防接種はしないというご家庭もあるようです。定期予防接種は社会を守る予防接種です。Hib,小児肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチンも定期接種される予定です。予算がつけばの但し書つきですが。本来定期予防接種は社会を守ることが目的です。インフルエンザよりも伝染力が強いはしかを撲滅するには176万人は残念な数字です。

子宮頸がんワクチン

きょうは姫路はゆかた祭りです。患者さんが少ないはずが予防接種の患者さんでにぎわいました。自費で子宮頸がんワクチンを打たれる方は意外と多いんですね。無料だからうつのではなくみんなの言い換えれば関係各位のご尽力で子宮頸がんワクチンの無料接種が始まりました。ガーダシルかサーバリックスか?どちらがよいか?答えが出るのはまだ先ですがサーバリックスの会社の本国である英国でガーダシルが採用になったときくとガーダシルがよいのかとお考えになるのはもっともです。そして4価のガーダシルが2価のサーバリックスに勝ると感じるのがふつうです。いずれにしても米国や英国に対する貿易赤字を積み上げているのは間違いありません。隠れ貿易赤字というテーマで日本経済新聞が取り上げていました。ガーダシルもサーバリックスもテレビコマーシャルしています。そんなお金があるなら薬代をやすくしてほしい。もっと安くなるはずだと思いませんか。