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高齢者と脱水

生活習慣病や癌ばかりが大きくとりあげられます。そのかげで高齢者の方の熱中症がクローズアップされています。室内で倒れていても熱中症があると誰もが認識をできる社会となりました。わたくしもひとりのみならずの高齢者の世話をさせていただいています。高齢者はいろいろ薬を服用しています。そのため嚥下困難を伴うことも多いと思います。認知症も知らず知らずのうちに進行します。飲水したことも忘れることがあります。尿道バルーンが詰まっていてもうまく表現できません。また暴れているぐらいにしか認識されないことも多いと思います。体温調節機能も十分ではなく表現力も乏しくなっておられます。昨日も医師会の会議でしたがそんなこんなで欠席致しました。猛暑日が続きます。高齢者の方の水分と電解質の補給には十分配慮しましょう。OS-1もいいですが高齢者の方はそんなに飲めません。嚥下筋の低下は想像以上です。

コソプト点眼液

コソプト点眼液は韓国で支持されている点眼液です。チモロール点眼液とドルゾラミド点眼液の合剤です。プロスタグランディン点眼液が一番の日本とはちょっと違います。コスメティックが韓国では重要視されています。睫毛が伸びる、まぶたが黒くなる等の副作用を重要視するのが韓国式です。緑内障の遺伝子が似ているとかで講演会ではお隣の韓国の話がよく出てくる今日この頃です。近視矯正手術のレーシックも韓国のほうがすすんでいるようです。海外ではドルゾラミドは2パーセントですが日本では1パーセントです。コソプト点眼液の弱点はしみると霧視です。韓国のかたはしみるより外観重視です。どのプロスタグランディン点眼液とも併用できるコソプト点眼液が単剤の1位になるのは間違いないでしょう。プロスタグランディン点眼液はジェネリック医薬品を含め30種類もあるますからね。なぜ日本の点眼液の濃度は低いのでしょうか。