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コンタクトレンズ診療が自費になったら

コンタクトレンズの診察費が自費になるという噂が出ては消え、出ては消えています。私のクリニックにはコンタクトレンズでお越しの方はすくない、積極的に勧めないからです。自分の子供が低年齢からコンタクトレンズをしていると思うとびっくり仰天。低年齢からコンタクトレンズを始めて何が悪いのでしょうか?角膜内皮細胞の数の減少、ドライアイ、適切に矯正されためがねをかけられない。いろいろあります。高度医療管理機器と言いながらインターネット販売は継続している。となりの韓国ではコンタクトレンズ診療は眼科医の手を離れているという噂を聞きます。コンタクトレンズ診療が面白いと思う眼科医は多くないのでと思います。。ハードコンタクトレンズの普及によりコンタクトレンズは日本人になじんだ文化です。その文化もレーシックに置き換えられようとしています。中学生でコンタクトレンズ装用を始めたり、小学生でオルソケラソロジ―を始めたり世の中随分変わりました。高校生でで過度なアイメイクやカラコンをはじめ大学生になればレーシックの時代も近いのかな。「コンタクトレンズの診療」が自費になればどうなるのでしょう。私のような田舎者は安全面時からめがねで十分です。

予防接種の予診票

定期予防接種の予防接種の予診票もいろいろあります。わたくしが一番気になるのはMRワクチンの4期に父兄の同伴の有無、緊急連絡先という欄が姫路市では設けてあることです。MRワクチンの4期は高校三年生を対象としています。もしも、アナフィラキシーが知人同伴の時に起これば訴訟問題になりかねない訴訟ではなくても争いになりかねない。高校生に責任能力は乏しく、あと半年のMR3期ですが同伴はあたりまえです。高校三年生は未成年者です。不活化ポリオワクチンもおなじです。保護者とは別に同伴者の欄が存在します。同伴者とは不測のことが起こったとき責任が取れる人のことです。近所のお子さんを預かってくるのはよくないことです。なんかあったら責任取れますかと行政は言います。それなら一文入れて同伴者は何かあれば責任とれる人と明記すべきです。保護者の方も家で待機するなら不測の事態に対して同伴するべきです。問診票に携帯電話などの緊急連絡先が書いてあっても帰宅途中で子宮頸がんワクチンなど失神する可能性がありますよ。