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最近増えたこと

最近増えたこと。ノロウイルス感染症が増えRSウイルス感染症がへった。姫路市内の小児科の病棟もかなりいっぱいになっているようです。その影響か私の所では0歳と1歳の予防接種が増えている。予防接種の種類が増えたこともある。それ以上に増えている。Hib,小児肺炎球菌ワクチン、三種混合ワクチン、不活化ポリオ単独、四種混合ワクチン、MRワクチン、Hibワクチンの追加、小児肺炎球菌ワクチンの追加、おたふくかぜワクチン、水痘ワクチンなどです。「ここなら呼吸器感染症が少ない。」という理由だそうだ。ノロウイルスはアルコール消毒無効だとされています。次亜塩素酸ソーダで何でもかんでも消毒できるわけではありません。待合室の椅子を次亜塩素酸ソーダで消毒すると一発で剥げてしまいます。しかし、0歳児さんは案外予防接種はスムーズに進みます。予防接種中に3歳児さんのお母さんに今日は怒られた。はじめておこられました。20歳のお母さんでした。お母さんが協力してくださるから、あるいはお母さんの協力の大切さを実感いたしました。お母さんの抱っこの仕方って大切です。職員一人珍しくついていましたが抑えきれませんでした。おかあさんの抱っこの仕方はとても大切です。最近はワクチンの種類が多くお母さんから学ぶことはいっぱいあります。たまには怒鳴られることもあるさ。昨日は急病センター、今週の日曜も急病センター、そして働けど働けど体重減らず。てんじくの中華弁当ももったいないからいつもの自家製おむすび食べました。

くすりはこわい

女性に良くある皮膚疾患の漢方治療という講演会に参加させていただきました。大変盛況でした。黄色い生薬をよくお使いになる先生だなあと思いました。黄連、黄芩、黄檗のことです。わたくしはできるだけ黄色い生薬の配合された処方は間質性肺炎が怖いので使用しません。間質性肺炎は乾いた咳が出て発熱する病態です。更に漢方薬で起こりうる副作用では肝機能障害があります。温清飲とか黄連解毒湯です。清熱解毒薬に生薬学では属する薬です。冷やすため皮膚科領域ではよく用いられますが冷やしながら皮膚をはじめ全身を乾かします。そして乾燥させます。しかし、外用薬の使い方もお上手なようで漢方治療の前後の写真を見せていただき目からうろこでした。しかし、そばでもアレルギーは出る。アナフィラキシーショックも起こる。アナフィラキシーは予防接種だけではありません。最近、アナフィラキシー一歩手前の方がお越しになった。ロキソニンで夜10時に喉がイガイガ、顔面は発赤腫脹朝一番に駆け込んでこられました。今、規制緩和でロキソニンSはOTC薬として発売されています。どんな薬も食べ物もアレルギー機序を介した副作用があります。