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医療事務体験記 時間外編

私一人で診察終了後、駈け込まれる患者さんがいます。断るのは医師法違反ですので当然診察しようと思います。点眼薬は最低のものは置いています。しかし、「前に先生がくれた薬がよく効いた。だしてくれ。喉が痛い」と駈け込まれることもある。まだ内科や他のクリニックがあいているのにと思いながらこの出会いを大切にしたいとつい思ってしまうのは数多くの内科系の当直をする運命にあったからだろうか?人数合わせに眼科は内科当直の病院もあった。350床の総合病院でした。当直は眼科の先生ですといえばよそへ行く人もいたが刺青が入った人は眼科でもなんでも風邪位診れるやろとよくお越しになっていました。薬が必要なら近くの調剤薬局に電話したり準備が必要です。診るのはよいが会計が問題です。時間外なのでF4をクリックするとか特別なことが必要です。そんなこと何処にも書いてありません。なかなか難しいですよ。駅が近くにないため18時には終わることにしましたがわざわざ感冒でお越しいただく方もあります。何とか自分でレセコンを使いこなせるようになりたいです。カルテの表紙を機械で入力できるように30万円の機械を導入しましたが誤入力が多く調剤薬局からかなりご指導いただきました。何とかしたいです。病院が閉まり一番不便なことがかかりつけの患者さんが夜何かあっても連絡がつかないことです。つぎはCTがないことです。私は放射線科で研修いたしました。病院時代は自分でCTを撮影していましたので不便です。

塾の送迎

「塾の送迎なんて。」と思っていましたが最近は子供をほぼ完全防備しています。先日も同じ校区のお子さんを一緒に車で連れて帰ってきました。公共の交通機関を使うのが本来の姿です。社会性を身に着けるには公共の交通機関を使うべきと考えていました。わたくしは中学時代バスで元町3丁目バス停近くまで塾に通い何も問題なかった。今はコンビニエンスストアが増え、夏になると私のクリニック周辺には夜になるとガラの悪い生徒?がたくさん現れます。先日はクリニックの裏から夕方ガラの悪い生徒さんが出てきました。薬物でもやっていなければよいのですが。学校保健委員会のテーマが「薬物中毒」という世の中です。送り迎えなんて贅沢というのは昔の話です。姫路で一番人気があるという小中一貫校の周りには公園があり送り迎えの車がこの周りにいっぱいだそうです。保護者の方の話では子供を守るためにはそんなこと当たり前といわれていました。私立へ行っても公立へ行っても塾通いは必須みたいです。私立へ行けば学校への納付金だけでも160万円だそうです。その上、塾、通学の交通費、塾の送り迎え世の中いったいどうなっているんでしょうね?駅前で子供を一人にするのは危険です。田寺3丁目や市立図書館分館前のバス停も8時になると物騒です。

特異的IgEと食物アレルギー

「アレルギーの採血」をしてほしいと頼まれる。採血をして結果説明して終わりとはいかない。抗原特異的IgE検査生後6か月たつと信頼性が増します。増すと言われています。強い症状が出るものにはピーナッツやそばがあります。そばやピーナッツはなかなか食べられるようにはならないと考えられています。卵や牛乳は一般的に年齢とともに食べることができるようになります。しかし、症状、体重、年齢などが異なるためスタンダードには基準値なるものは決められません、「臨床的な目標としては「トラブルなく食べること」です。不要な食物除去がをなくすことも必要です。特異的IgE検査の値のみならず年齢、皮膚の症状も大切です。今日ロキソニン錠を服用してのどが真っ赤、顔はパンパンに腫れて、目は真っ赤になった人が来られた。わずか服用後に時間ほどのはななしです。歯医者さんで処方され他ロキソニンを服用したそうです、ロキソニン錠は何処の診療科でもだれでも安易に使ったことがあると思いますが怖いですね。OTCのロキソニンSもロキソニン同じものですよ。海外へ飛んで行かれました。薬は怖い。しかし食べ物でも恐ろしいことは起こる。さらにはアレグラもOTCで全く同じものがアレグラEFとして久光製薬から発売されました。どんどん規制緩和されます。エパデールも持田製薬が製造したものを中性脂肪の薬として大正が発売予定です。