私は自分の寺の横の墓地で遊んでいて小学生のち一度だけ叱られた。当時のことなので危険だ「墓石が倒れてけがしたらお父さん喜んでか」と言われた。ベネッセの調査では約一割の親は自分の子供が怒られることに絶対的険悪感を持っているらしい。許せる親は3割にすぎません。東京都の調査では500人にアンケートを取り8割が自分の子も他人の子もきちんと叱ると答えたそうだが本当だろうか?私は診療時成人の患者さんが多いせいか普通の眼科ではないため悩みを持って診察にお越しの方が多いためかはっきり注意することにしている。当然子供患者数は少ない。眼科では感染リスクを考えプレイルームは設置しない。「勇気を出して他人の子供を叱れますか」如何でしょうか?医療系サイトでも眼科で診察をうける患児以外をどう扱うかという問題提起されたことがあった。診察をうける子供だけを診察しに入れるという意見が多かったように記憶している。眼科には高額医療機器が多い。多くの職員がいれば患児を観る余裕ができるが。眼科のこと以外でも、予防接種でも同じようなことがあるのです。3歳の子を一人椅子に座らせる保護者の方がいらっしゃいます。無理無理絶対に無理です。どんな賢いお子さんでも。ましてや接種直後に失神を起こしたりしたら大変です。背もたれのある椅子といえども何のツッパリにもなりません。「核家族化」「移動社会」の影響で他人の子を叱るのは勇気がいる。要するによその子はほっとくのが一番なんでしょうね。しかし、インフルエンザの予防接種には兄弟で来る。ご両親でお越しになるご家庭がある。大変助かる。予防接種が痛いかどうかに一番影響するのはおこさんを固定する方法と力です。うごかなかたったら痛みは確実に軽減する。世のお父さん方「イクメン」にご協力ください。私は西川病院があったころ当直時には子供をベッドに寝かせ私は床に寝ていました。もっとちいさいころはベビーカーを診察室の前においていました。普通の病院では無理です。糖尿病の患者さんんばかりだったのでつまり感染症の方が少ない環境のなかで可能なことでした。