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画像ファイリングシステム更新しました

画像ファイリングシステムを新たに更新しました。2GB?あるそうです。写真を見ていただき納得していただき糖尿病のレーザー治療をしたいと早い時期からファイリングを導入してまいりましたがこの度新たな画像ファイリングシステムを導入することになりました。日本の医療は進んでいるが満足度が低いといわれます。画像ファイリングシステムを用いることにより満足度が少しでも改善すればと思っています。大きな病院で多くの器械をつなぐとサーバーがいるそうですが電子カルテ導入で患者さんの顔が見ることが確実に減少します。紙のカルテでファイリングシステムが一番ゆっくり診療できるように思います。コンピューターの性能は上がりましたが何も見かけ上変化はありません。しかし、このファイリング0番を入れてデモしたらOKだったが5800番を入れると再起動がかかり画像が消える珍現象がおきました。翌日にはメーカーが来てなおりました。器械には振り回されます。しかし、異物が目に入っているときなど異物がないことを患者さんの目で確認できることが画像ファイリングシステムの大きな利点です。

塩酸ヒドロゾリン

お使いのOTCの点眼薬に塩酸ヒドロゾリンは入っていませんか。塩酸ヒドロゾリン配合のOTC点眼液を使用している人は多い。塩酸ヒドロゾリンははOTC薬に配合の血管収縮剤です。いったんは血管を収縮させる働きがありますつまり真っ白になりますがその後血管は拡張しかえって真っ赤になります。そしてしだいに癖になります。なかなか抜け出すことができません。点鼻薬にも同じようなものがありますのでご注意ください。鼻づまり用の点鼻薬は血管収縮剤が配合されている場合があります。医療用にもあるプリビナが該当します。鼻の中の容積血管が拡張すると鼻が詰まります。容積血管が収縮すると鼻が通ります。血管収縮剤で収縮すると鼻が通り気持ち良くなります。しかし、収縮した血管は今まで以上に拡張します。リバウンドです。却って鼻が詰まるためまた点鼻薬を使用します。癖になる悪魔のような薬です。ステロイドの鼻噴霧用に比べて血管収縮剤は怖い。

よく効く花粉症の注射とは

よく効く花粉症の注射とはケナコルトAを筋肉や下鼻甲介に注射する治療法です。ケナコルトAを下鼻甲介に注射して眼動脈閉塞による失明例の報告があるそうです。こわいなあ。私のところでもケナコルトをうって欲しいという方は多い。しかしすべて断ってます。すると皆さんご来院されなくなります。アトピー、喘息、花粉症つらいのは分かっているが断ります。「ガイドラインで打つな」と記載されているからです。一回の注射で楽になることがうける理由でしょうがそんなにおいしい話はありません。鼻噴霧用ステロイドは全身に回るステロイドとは大違いです。ヒスタグロビン以外ではノイロトロピンもあるそうです。ノイロトロピンとヒスタグロビンは同じ会社が販売しています。MRさんにうかがいましたがアレルギー疾患にはヒスタグロビンの方がお勧めだそうです。ノイロトロピンは整形外科領域で多用されているそうです。ヒスタグロビンはワンクール六回でまず行うものですから一・二回でスギ花粉に効くはずがありません。全身に投与するとステロイドは持続的に効果も副作用も持続します。ステロイド半量とポララミン半量ののセレスタミンも要注意です。点眼のステロイドの場合も眼圧上昇リスクと感染のリスクがある。