大阪の仙頭塾に久しぶりに参加しました。テーマは咳でした。講師の仙頭正四郎先生の話では西洋医学的には咳は肺の病気です。しかし、長く続く咳の場合は肝つまりストレスの関与を考える必要があるそうです。麻黄と石膏で消炎、麻黄と杏仁で止咳です。基本的には肺の宣発と粛降作用には配慮することです。ベクトルの上下に配慮することです。基本は三拗湯だそうです。そのあとは症例検討会です。咳が止まった後、体質改善にはどう考えるか。肺と大腸は表裏であることから大腸疾患を有する方の咳を治療するのに腸から攻めるなどの議論をしました。久しぶりに胸がすーとしました。楽しかった。最近ブログの内容が子供の中間考査と重なり子供のはなしと風疹ばかりといわれていたのですーとしました。途中で昔、研修医・専攻医時代にご一緒だったO大医学部准教授の先生が質問があります先生のブログ見てたら兵庫県では漢方薬は2種類までと言われてましたけどなんでなんですかと尋ねられました。なんでか知らんけど兵庫県は2種類とされています。確かに兵庫県は2種類までとなっていますとお答えしました。仙頭塾は大変楽しい漢方薬の勉強会です。