神戸地裁姫路支部の話ではありませんが2年ほど前産業医が初めて敗訴しましました。そして2審に控訴して和解に至りました。いままで産業医は訴えられて敗訴することは皆無でした。なんとなれば安全配慮義務に対する訴訟であったものが弁護士先生も考えました。不法行為責任を争点にしました。どんな内容か?自律神経失調症で元大学教授が産業医として「それは病気やない」「甘えんな」「薬は飲まずにがんばれ」「この状態が続けば行きとってもおもろないやろが」と自宅近くの喫茶店で休職中の職員に述べたそうです。「圧迫的態度」「患者というかクライアントを突き放す」などすれば医師ならば病状が悪化することは予見されたというものです。人から聞いた話では姫路の産業医報酬は兵庫県の中でもお高くないそうです。「注意義務違反で復職遅延に対し30万円、精神的苦痛に対し30万円計60万円に対して年5分の利息を付けて払えというものでした。5分の利息と控訴したら弁護士費用と時間がもったいない。延滞税は大変お高い。相続など10か月以内に支払わないと14パーセントの延滞税がかかる。今まで相続税など他人事と思っていた方も遺留分が減り相続税がかかるようになります。辛抱できることは辛抱しましょう。弁護士さんも勝てると思わない事例は相手にしてくれません。